業務内容

Q.所属部署と業務内容をおしえてください。
A.技術部に所属しています。新製品の開発や既存製品の改良等を行っています。

Q.今はどのような仕事をしていますか?
A.非接触眼圧計の改良や眼表面の温度を測る装置の開発をしています。他には、新製品の仕様を決めるなど、仕事内容的にはかなり面白いです。

Q.仕事でやりがいを感じる瞬間はどんな時ですか?
A.やりたいことをやらせてもらえたときです。普通は専門分野で分かれていますが、その垣根を越えてやりたいことにチャレンジさせてくれる。例えば機械屋で入社したけど光学屋になった人もいる。こういうチャンスはなかなか他の会社では味わえないと思いますし、それが企業の風土になっているところはとても良い所だと思います。
 自分は中途入社なので、新卒で入社した人よりも感じるこの会社の良さがあると思っていますが、トーメーコーポレーションの良いところは、設計・製造・販売までを自社でこなしているところです。開発をしていてそれの何がいいかというと、自分の開発してきた製品が目で見てわかり、ユーザーの反応や販売の状況もわかることで、とても大きな魅力だと思います。
 人を相手にした測定器ということもあり「こういう反射が来るからアライメントはこう来るはず」と思っていても、予想と違うことは多いです。でも教科書に載っていないことをやっていく中で経験として培われていく。そういう部分はたくさんありますが、それを解決していくのが面白いしやりがいでもあります。

雰囲気

Q.仕事で大変だと感じることはありますか?
A.開発がトラブル無く解決するということはなかなかないし、全然うまくいかない場合も多々あります。仕事には「これならうまくいく」と思って取り組みますが、社内の試験でうまくいっても、患者様の目を測ろうとすると正しい値がでないということも多く、それに対応していくのが一番大変です。
 あとは、開発期間への対応です。なぜか遅れてしまう。やっぱりいろんなことにチャレンジするからかもしれません。「画面の構成を変えてみよう」「グラフィックICを使ってみよう」などいろいろ挑戦して、最終的には全然動かないとかトラブルだらけになってしまうこともあり、結構大変です。でもそのチャンレンジがあったおかげで他の機種へ展開ができたり、上位基板が必要になったときにそれで代用したりすることができるので、やはり意味があることだと思っています。

Q.技術部の雰囲気について教えてください。
A.明るいです。基本的にどんよりしてないし、殺伐もしていません。困ったことがあったら助け合おうという空気もあります。平均年齢が若いので、仕事でもくだけて話す人が多いですし、壁がないので新入社員がなじみやすい環境だと思います。

Q.トーメーコーポレーションの好きなところはどこですか?
A.やりたいと手をあげたらやらせてくれるところ。困ったら皆で解決するという姿勢です。社是にもあるのですが、「自分の行いには責任を持つ」「失敗を恐れず常にチャレンジし、最後までやり遂げる」というところに社員みんなが取り組んでいると思います。
 そしてやっぱり、きつくもあるけど、任せてもらえること。入社一年目でも、実務に携わっています。「いきなり実践?!」という感覚があるかも知れませんが、それって結構魅力で自分的には一番好きなところかもしれません。

全力投球

Q.入社してみての感想を聞かせてください。
A.入社して「しまった!」ということはありませんでしたが、入社前の見学で開発に使用している基板などを教えてもらい、結構大きい基板でやっているんだなぁって言うのがわかって必死で勉強しなくちゃ!というのは思いました。
 入社してからは期待した通りの会社だったと思います。皆勉強熱心で、さらには勉強した内容を共有しようとする空気があって、そこから発展して開発に使ってみようという話になったりします。風通しがいい会社だなと思います。

Q.仕事以外の時間は何をして過ごしていますか?
A.本を読んだり技術系の雑誌を読んだりとか、他には昔と比べて基板などの価格が安くなったので趣味で組立たりしています。定年退職後は、ボケてしまうタイプかもしれません。笑
 あとは子供に全力投球です。自分の時間は減ったけれど、子供を見ていると勉強になることも多いです。

Q.会社でこれから挑戦したいことはありますか?
A.世の中に無いものを作りたいです。それを実現するために今はネタ探しをしていますが、ネタばかり探しているかというとそうでも無くて、やはり物を動かすのが好きなので、その中で雑誌を読んだりして情報収集しているところです。他の分野では当たり前の技術や特許もこの分野では新しいことがあるので、広い目で情報収集しています。
 眼科医療機器は「患者様」に使われる器械です。それは最終的に自分たちに使われることになるということなので、「自分たちが使われても苦にならない」「気軽に測定してもらえる」更には「製品を使用して頂く病院でも負担にならない製品」を作っていきたいと思っています。