業務内容

Q、管理部の業務内容を教えてください。
A、管理部は、薬事、特許、社内システム構築に関連する業務を行っています。各部署が仕事をスムーズに進められるようサポートする部署です。

Q、岩澤さんは、どのような仕事をしていますか?
A、特許等の知的財産権に関連する業務を行っています。製品開発を進めるにあたって他社の特許調査をしたり、自社の新しい発明の特許出願を行ったりしています。また、社内ツールを用いて、当社の知的財産権の管理もしています。

Q、仕事で大変だと感じることはありますか?
A、開発製品が他社の特許に抵触しているかもしれないということがあり、他社特許の権利範囲を確認し、権利侵害の有無を社内で検討することがありました。当社開発製品の技術だけでなく、他社特許の技術や先行技術もきちんと理解しなければいけないので、とても大変です。この仕事にやりがいを感じる一方で、自分が出した結論が間違っていた場合に将来大きな問題に発展する可能性もあることから、この仕事の怖さをひしひしと感じています。
 また、技術部はどうしても開発業務が優先になってしまうことが多く、特許に関する業務を後回しにされることがあります。それは会社のためにも良くないと思うので、どのように対処し改善していくかが今後の課題です。

Q、仕事でやりがいを感じるのはどんなときですか?
A、携わった仕事が目に見える形になったとき、例えば、書類が目の前に完成するときです。まずその製品に関わる技術などを勉強することから始め、その知識を得てやっとスタートラインに立つことができます。それから、試行錯誤しながら方針を考える、その方針が最適かどうか検証する、実際に調査を行う、まとめ上げる…と、一つの報告書や書類を作り上げるまでにたくさんの作業が必要なので、完成したときにやりがいを感じるのだと思います。報告書や書類として形になったときには「やった!」と喜んでいます。

好きなところ

Q、今までで一番印象に残っている業務はありますか?
A、EM-3000に関する発明の特許明細書の作成から出願手続きまで、初めて一から全部自分で行った業務が印象に残っています。それまで先輩の手伝いという形で業務を行っていましたが、その明細書は全て自分で行い、とても達成感を感じました。これから、どういう経過をたどって、どんな審査結果となるのか楽しみです。

Q、管理部の雰囲気はどのような感じですか?
A、一人一人がしっかりとした意見を持っている部署だと思います。私自身も仕事に対して思っていることや納得がいかないところがある時には、上司や先輩に自分の考えをぶつけ議論することもあります。また、上司や先輩に相談しやすい雰囲気があるので、仕事で行き詰った時には一人で悩まずすぐに相談し、一緒に解決方法を考えてもらったりすることもあります。

Q、この会社の好きなところはどこですか?
A、会社の好きなところは、人です。ここで働いている人がいいなと思っています。私は大学時代に光学や機械の勉強をしてないので、基礎知識など基本的な質問を技術部員や先輩に聞くことが多いですが、親切に教えてくれます。自分の業務があっても、時間を取って細かいことまで教えてくれる人もいて、色々な人に支えられて仕事をこなしているなぁと、日々感じています。
 また、仕事だけでなくプライベートで遊べる友人も会社にいます。その友人とは、仕事の悩み相談だけでなく、恋の相談もできる仲です。毎日、会社で楽しく過ごせるのも、この会社で働いている人たちがいるからこそだと思います。

入社前と入社後

Q、入社前と入社後のギャップはありましたか?
A、面接を受けにきた際に会社見学をさせてもらえたのですが、その時は、みなさんパソコンと向かい合って黙々と仕事をしていたので、入社したら「パソコンに張り付いて仕事をする」と思っていました。しかし、入社してみると、技術部員から技術内容や発明内容を聞いて意見交換したり、先輩や上司にアドバイスをもらったりしながら仕事を進めていくため、入社前のイメージとは違うなぁと思いました。

Q、仕事以外の時間は何をしていますか?
A、会社が名古屋駅に近いこともあって、会社帰りに会社の人たちとよく飲みに行きます。毎年夏はビアガーデンに行き、みんなではしゃぎます!学生に戻ったような感じでみんなノリノリです。笑
 また、私は、公園で遊ぶのが大好きです。外で遊ぶのが気持ちいい春や秋には、公園に行きアスレチックやバドミントンをして体を動かしたり、空を眺めてぼーっとしたりもします。動物を見るのも大好きで、先日、パンダを見てきたのですが、すごくかわいかったです。今度は、北海道の動物園に行きたいです!

Q、最後に、会社でこれから何に挑戦したいですか?
A、当社は、まだまだ特許出願に対する意識が低いと思うので、開発部署の意識を向上させるような働きをしたり、自分自身でも開発製品から発明を見つけ出す力を身につけたりすることで、開発製品を知的財産権できちんと守ることができるようにし、他社より優位に立ち販売できるようにしていきたいです。そのためにも、当社技術や知的財産権の知識を深めていき、知的財産権の専門家となれるよう、がんばりたいです。